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ひろむの思うがままのブログ

教育・いじめ問題がメインです。クラウドワーカーの事も見てね。

連日の報道で問題視される中3男子の両親の卒業式拒否についての考察

学校問題

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こんにちは、ひろむです。

 

うちの娘は、いじめで特別室での授業を受けたけれども、小さな卒業式でお友達と二人卒業式の前日に証書授与をしてもらいました。

本来なら、校長室での授与になるはずだったのですが、これまでにない大きないじめということや、いじめ対策専任の先生が大きく動いてくれたこと、娘を教えたことのある先生も、一緒に動いてくれたと、最近知り寂しくとも理解ある先生がいたことで救われました。

 

最近、よく報道されていますが、大分の磐田中学(私立の中高一貫校)での卒業式の対応について、親御さんの言い分が報道されていますが、「なぜ、私立の学校なのに

亡くなったお子さんの気持ちもあるだろうから、出席させずに警察沙汰にまでしたのか?」と考えました。

 

これは、個人的意見で、もしかすると当てはまるかもしれないし、どうかはわからないのですが、「あ、これはありえるかも」ということを考えてみました。

 

 

 

 

一連の報道のまとめ

様々な報道がされていますが、一通りまとめてみました。

・2016年5月13日、体育の授業の体力測定中に発生

・当時私立磐田中学に通学していた中3の柚野凛太郎さんも授業に参加

シャトルラン(いわゆる持久走)に参加中に回りの生徒が異変に気付いていた

・教員も気づいたが、凛太郎さんは意識を失って倒れる

・教員が教員室へ行き、救急車の依頼

・心臓マッサージやAEDを使用したが、意識は戻らず搬送される。

AEDの使用は倒れてから6分後。

・搬送されて、2日後に意識を取り戻すが、容態悪化となり意識戻らず。

・卒業式の証書授与について学校から打診があるも、卒業式への出席は認められず

・卒業式への参加を認めてもらうべく署名活動をネットで行う

・PTA会長にも話をしに行っているけれども、会長からもいい返事なし

・卒業式当日、両親で出席するも拒否。警察も来る騒動に発展。

・第三者委員会が設けられているが、設けられてから1年経っても結論は出ず。

 

厳しい現実なのですが、在籍していた証は残る

不慮の事故で亡くなった場合は、残念なことなのですが、

「除籍処分」ということになります。

 

除籍という言葉は、いやな響きですが、亡くなる日までの記録は学校側で残り、

一定期間は学校側が必ず保管することが義務付けられています。

ですから、「その中学に間違いなくいた」という記録が残ります。

 

しかし、除籍処分というのはいい響きではないし、残された両親にとっては苦痛なものですので、文科省では、学校での事故等の対応について、下記の指針をあげています。

これは、私学にも適用されます。

(被害児童生徒等が死亡した場合)

○ 被害児童生徒等の保護者の意向を確認の上,学校として通夜や葬儀にどう対応 するか方針を定める。

○ 葬儀が終わった後も,被害児童生徒等の保護者への関わりは継続して行い,学 校との関わりの継続を求める被害児童生徒等の保護者に対しては,他の児童生徒 等の気持ちにも配慮しつつ,クラスに居場所を作る等の工夫をする。

被害児童生徒等の保護者の意向も確認し,卒業式への参列等も検討する。

○ 被害児童生徒等の保護者の感情に配慮し,専門的なケアの希望が出た場合には, 信頼できる専門機関等を紹介又は情報提供を行う。

 (文部科学省 学校事故対応に関する指針より

 この指針から見ると、学校側の対応は、ご両親の言い分とすり合わせていくと、

「ひどい話だ」ということになってしまいます。

 

AEDの使用も倒れてから6分後なので、意識を取り戻すためのタイムリミットぎりぎりで、再度意識を取り戻しても、なんらかの障害は残ったかもということは考えられます。結局は2日後に亡くなられているのですが、持久走で亡くなるということは、

あまり考えられにくいです。

 

もしかすると、凛太郎さんの場合においては、何らかの心臓障害があった可能性もあれば、体育館での密室運動だったので、かなりの心臓への負荷はあったものと、考えられます。

 

学校内の事故に対する対応の指針は挙げられています。

これは私の娘にも言えますが、むちうちになっている可能性があったのに、放置されたというのはあります。

だから、私は本当は、娘が組立体操での練習中の怪我での対応についても、追及することはできました。しかし、時間が経過していたし、娘の名誉もあったので、追及はしませんでした。

 

そこで、もしかすると、ご両親の後の対応が、学校側との交渉をこじれさせたというのも、考えられるのです。

 

学校の対応も悪いけれど、ご両親の行動は?

ご両親がいかにも悲劇の親という報道のされかたなのですが、

インターネットで署名を集めたりしたというのが、学校側にとっては怖かったのだと思います。

www.change.org

しかも、お父様はライター業をされているようで、ネットで真相究明の対する署名と卒業式参加の署名活動をされていたことで、学校側が頑なな対応に出てしまったのでは

と思います。

 

真実を知りたい、なぜ自分の子供が亡くなったのか?

それは親として知りたいと思うし、私も自分の娘がなぜクラスのほとんどの子供や

担任にいじめられなければならないのか?

たくさん追及したかったのです。

凛太郎さんの場合は、授業中の些細な運動で亡くなったのですから、納得は

しないでしょう。

 

しかし、かなり深追いをしてしまった為に、自分達の立場を悪くしてしまったとも

言えますし、テレビやご自身のサイトでは公表していない何かがあって、学校側から卒業式を拒否されたのではと思います。

 

学校側も柔軟にしていれば

学校側も再三にわたる私学振興課や第三者委員会から卒業式に対する対応についての

見解も出さず、だんまりを決め込んでいるので、親御さんと話し合いもできない状態です。

文科省の指針に従わずに、ご両親への温和な対応をしていれば、ここまで大きな問題にならなかったのではと思います。

特に私学なのですから、こういう問題を出してしまえば、いくら進学校でも、

厳しい学校運営になっていくでしょう。

 

まぁ、学校側の対応やPTAの対応を読んでいて、「公立校と変わらないねぇ」と

この学校に対して、私は感じました。

進学校であれば、かなりこういう問題に関しては、細やかな注意を払うのですが、

びっくりしました。

 

結局は両方ともにいい結果はない

ご両親は、情報開示されるまでは運動をされるようですが、

お子さんはもういないのです。

 

それと、同級生の子供たちがきちんと凛太郎さんの席を作ってくれて、

学籍番号と名前を呼ばれたときに、「はい!」と返事をしてくれたのは、

凛太郎さんがクラスメイトに愛されていたという証拠だと思います。

ご両親がもし卒業式に出れたとしても、お子さんの姿はないのですから、

余計悲しみが出てくるのではと思います。

 

そこを、学校が上手に誠実に対応して説明していれば、ご両親も

納得してくれたのではと、考えます。

 

私は、この事件を読んでいて、悔しいし悲しいけれど、

どこかで線引きしなければ、見苦しいだけと思いました。

悔しい気持ちもわかります。

 

ただ、学校も誠意のある温和な対応方法があったはず。

学校側ももうそろそろ、この話をご両親が納得できるように、誠意ある

対応で終了して欲しいと思います。