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ひろむの思うがままのブログ

教育・いじめ問題がメインです。クラウドワーカーの事も見てね。

奨学金延滞率ランキングに隠された様々な側面

学校問題

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どうも、こんにちは。ひろむです。

上の画像のおさるさんは、どこへ行こうとしているのでしょうか?

 

先日からもやもやとしていたことがありまして、「これは分析してみたい」と

思っていたので、少し体調を崩しているのですが、自分の母校(というか大学に吸収された)の実情も知りたくて、いい機会だったので、まとめました。

 

今、お子さんをお持ちの方も、よく奨学金のことを理解しておいて、将来大学や専修学校に行かせたいとお考えであれば、よくよく教育費についてはお考えください。

 

 

えげつない大学別の奨学金延滞率高い順ランキング

先日、Twitterのタイムラインを見ていたら、誰とはいいませんが、

東洋経済オンラインで公表された「大学別の奨学金延滞率の高い順ランキング」について言及されていました。

 

正式には、奨学金を運営している「日本学生支援機構」のホームページ上で

公表されたランキングです。しかし、この一般公表されたランキング表は、

東洋経済オンラインが独自に集計したもので、正確な数字を見る為には、

日本学生支援機構のホームページでしか閲覧することができません。

headlines.yahoo.co.jp

実は、このランキングの中に、私の知っている大学が2校含まれていて、

ひとつは私が卒業した短大が卒業後に4年生大学になった学校、

もうひとつは、音楽部で有名であった大学の2校が含まれていました。

 

他の地域からみれば、「こんな大学知らない」という大学は多々あります。

かなり昔に、特徴のある個性的な大学作りというのがブームになったはずで、

私の出た短大も、「国際化を目指す」という理念で、短大が消滅し、大学に

変わったからです。

 

卒業した学科は、大学の中では、「国際秘書学科」という形で残りました。

その後、大学は没落していって、それと連動して同じ運営母体である中学・高校も

他の私学が「医学部・薬学部への進学に特化させる」としているのに、独自路線を走ったが為に、今では超難関校から偏差値が40台の学校へ落ちています。

 

ランキングの数値や私学の特性に注目して欲しい

コメントにも出ていますが、「公表すれば学校の不当な順列化」につながるとして、

日本支援学生機構としていて、ホームページでしか学校別でしか閲覧できなくしています。

 

こうして、ランキングをしてしまうと、見方によっては、「私立大学ばかり」「名前のしらない大学だからこうなる」「こんな私学によく子供をいれたなぁ」とあらぬ方向に走ってしまいます。

 

東洋経済新聞の担当の独自の集計なのですから、実際のところは数字が違う可能性も

あります。

 

それと、ランキング上位に挙がってきているのは私学ですよね?

しっかりした運営をしている私立大学であれば、このような公表をされることは

なかったはず。

 

奨学金を借りて返済していくのは学生ですが、その手を差し伸べているのは大学。

大学も延滞の責任は少々あります。

私学も一応お金がないと運営できないので、学生を呼ぶために、奨学金について簡単に説明をしたけれども、その説明も不十分であったと指摘はあります。

 

日本支援機構の見解として

日本支援機構は、平成26年度の調査結果を下記のサイトで公開しています。

平成26年度奨学金の返還者に関する属性調査結果 - JASSO

延滞が発生してしまう原因として

・延滞の事は知らなかった

・延滞が発生した時のことを教えてもらっていない

・銀行への入金が遅れてから、延滞が始まった

・非正規採用だから返済が難しい

・猶予制度を知らない(督促がきて初めて知った)

と学生側が十分に奨学金がどういうものかを理解していなかったケースが

多いと見られます。

 

書類作成や制度の理解についても、無延滞の方は、全て本人が作成し、

制度について十分説明を聞いている、もしくは資料を熟読したと回答しています。

高校3年生で進学を決める際に、ほとんどのお子さんが「親にあまり心配を

かけたくない」「親から奨学金の話を聞いたけれども、返済は自分だ」と

十分認識しているお子さんは、無延滞であるという分析ができます。

 

制度について知らなかったというお子さんは、どうかというとどうでしょう?

その子にも責任はありますが、奨学金実行前に、大学側からも十分な説明が

必要であったと考えられ、大学側にも責任はあります。

 

 

 

そんな大学に行くのが馬鹿だという方が最悪な大人だ!

私は、Twitterで「名前も知らない大学に行くのが悪い!僕なら・・・」と持論を

展開されていましたが、よく見て欲しいは、卒業後の返済の延滞率の問題で、

その学校で十分学んで卒業した生徒が、成功して無事に完済しているはず。

 

しかし、そこからどういう風に返済していくかというのを知らなかったというか、

返済ができない雇用状況下で、どうすればいいか?

そこは、大学の甘さでもあり、世間様の冷たさでもあります。

 

非難するなら、世間様と大学を責めて、あなたがいろんなことで成功しているのなら、

ビジネス塾を開いて救済してやって欲しい。

高校3年に融資してもらうことを決めて学校へ行く子供を、私は責めたくないです。

 

これは他人事ではない

もうまとめに入りますが、私の子供は春から私立中学に入学し、高校まで6年間一貫校の女子校です。医学コースで入試の時に10位までの子に対しては、授業料6年間の免除制度はあります。

 わが子には、その恩恵はありません。高校に上がれば、大阪府からの私学入学者への助成金制度があって、25万円の補助はありますが、中学は義務教育期間中ですから、国からの補助金制度はありません!払えなくなれば、退学です。

 

幸い主人が絶対つぶれることのない業界(食料品を作るには絶対必要な素材や人工甘味料の開発)にいるのと、私の微々たるものですが、物書き業や着付け講師のお給料で、何とか娘を学校に行かせてやれています。

しかし、これから先は、何がどうなるかわかりません。

 

そのために、子供が将来どういう夢を持っているのかというのを、よく聞いてあげて、

将来困らないような子供に対するお金は確保しておく必要はあります。

将来の日本を背負っていく子供達なのですから、世間に出て、奨学金の取り立てで何もかもを捨てなければならないということがないように、今の大人はしてあげる

べきだと私は思います。